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リーディングにおける長いセンテンスの解読

こんにちは。PlusOnePointのKotokoです。

突然ですが、この文の意味を考えてみてください。

A study which compared pre-operation anxiety between pre-school children and school-age children found a stronger relationship between parental anxiety and children’s anxiety in pre-school children than in school children.

すぐにわかりましたか?

このような複雑で長い1文は意味を理解するのが苦手という生徒さんをよくみかけます。特にアカデミックのIELTSでは、研究成果などが書かれた複雑で長い文というのはよく出てきます。

本日は、そのような文の解読の仕方についてお話したいと思います。

文節ごとに区切ってみる。

まずは、文が長いですので、文節ごとに区切ってみます。長い文の意味を一度に理解するのは大変ですが、短くすることで理解がしやすくなります。区切り方としては、動詞の前、関係代名詞(that や which等)の前、前置詞の前、不定詞や動名詞の前などで区切れます。今回の文を区切ると、このようになります。

A study / which compared pre-operation anxiety / between pre-school children and school-age children / found a stronger relationship / between parental anxiety and children’s anxiety / in pre-school children than in school children.

文の主部、述部を明確にする。

文節に区切れたら、文全体でどの箇所が主部(主語の役割をする箇所)で、どの場所が述部(述語の役割をする箇所)となるのかを確認します。述部は、動詞の入るところとなります。まずは、述部を判断します。

今回の文では、動詞が2つあります。「compared」と「found」ですね。この場合、「compared」は関係代名詞「which」の次に来るため、関係代名詞which の述語動詞だということがわかります。そのため、文全体での述語は「found」となります。

述語が見つかりましたら、その前の箇所が全て主部となります。

ですので、今回の文では下記の赤い場所が主部となり、「found a stronger relationship」(青)が述部となります。

A study / which compared pre-operation anxiety / between pre-school children and school-age children / found a stronger relationship / between parental anxiety and children’s anxiety/ in pre-school children than in school children.

前から、文節ごとの意味を確認する。

主部と述部がわかりましたら、次に文節ごとの意味を理解していきます。

速く読むために、前から意味を理解できるようになることが理想です。

A study…「勉強、研究」

which compared pre-operation anxiety…「手術前の不安を比べた」

between pre-school children and school-age children…「未就学児と就学児の間」

found a stronger relationship…「より強い関係が見つかった」

between parental anxiety and children’s anxiety…「親の不安と子供の不安の間」

 in pre-school children than in school children…「就学児よりも未就学児の方が」

日本語に訳す場合は、主部が最初で、述部が最後。それ以外は後ろから訳していく。

英語を英語のままで前から理解できるのに越したことはありませんが、それが難しく日本語で意味を確認する必要のある方もいるかと思います。

そのような場合は、基本的には後ろから訳していくようにしてください。英語と日本語では、言葉を並べる順番が異なるため、全て初めから順番に訳そうとすると上手く行かないことが多いです。

今回の場合は、

主部 

A study / which compared pre-operation anxiety / between pre-school children and school-age children

(未就学児と就学児の間で手術前の不安を比べた研究は)

述部の後

between parental anxiety and children’s anxiety / in pre-school children than in school children.

(就学児よりも未就学児の方が親の不安と子供の不安の間で)

述部

found a stronger relationship

(より強い関係が見つかった)

全部合わせると

A study / which compared pre-operation anxiety / between pre-school children and school-age children / found a stronger relationship / between parental anxiety and children’s anxiety / in pre-school children than in school children.

(未就学児と就学児の間で手術前の不安を比べた研究では、就学児よりも未就学児の方が親の不安と子供の不安の間でのより強い関係が見つかった。)

となります。

文節と文節をつなぐ日本語の助詞は、必要に応じて足してくださいね。

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