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IDP主催のIELTSが熱い!英検主催との違いは?

皆さん、こんにちは。PlusOnePointのHibikiです。

日本でIELTSを受ける際に迷うことの一つが、英検主催のIELTSを受けるかIDP主催のIELTSを受けるかですよね。

先日、以下のようなアンケートを実施しました。

その結果、約80%の方が英検主催(厳密には、後で説明しているとおりブリティッシュカウンシル主催)のIELTSを受けていることが分かりました。

「英検以外にもIELTSってあるの?」

そういった疑問を持っている方もいますよね。実は英検以外にもIDPという会社が提供するIELTS試験を受けることができます。確かに、日本では「英検」のネームバリューが非常に高く、それ以外の主催者があることすらご存じない方も多いようです。

今回のブログでは、今話題のIDP主催IELTSを受けるメリットを中心にお話しします。

本記事の内容

  • 1. 英検もIDPも試験の内容や費用は同じ?
  • 2. 早めに試験会場を知りたいならIDP
  • 3. 前回の結果を見て申し込むならIDP
  • 4. IDPならスピーキング時間指定が可能
  • 5. IDPなら無料でライティング添削を利用可
  • 6. 英検なら全国どこでも受験可能
  • 7. リマーク費用を考えるなら英検

1. 英検もIDPも試験の内容や費用は同じ?

結論から言うと、試験の内容や費用は同じです。ただ、主催者によって、開催されている試験会場、申し込みの締切日、キャンセル料、変更手数料、再採点(リマーク)にかかる費用などが異なります。

IDP(正式にはIDP Education)の名前は日本ではまだ浸透していないかもしれませんが、ブリティッシュカウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構と並んでIELTSを共同経営する会社で、オーストラリアではすべてのIELTSがIDPによって執り行われています。

日本では、これまで英検協会との共同運営によりブリティッシュ・カウンシルが独占的に主催をしていましたが、2016年よりオーストラリアに本社を置くIDP(IDP education)が参入し、日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF:ジェイサフ)を通してIELTSの試験提供を始めました。また2019年からは北九州予備校でもIDP主催のIELTSを受験できるようになりました。

日本では主催者と会場が異なるので分かりにくいのですが、整理すると以下のような関係になっています。

2. 早めに試験会場を知りたいならIDP

JSAFおよび北九州予備校が開催するIDP主催のIELTSを選ぶメリットの1つ目は、試験会場が申し込み時点で判明していることです。これは、遠方から受験をする人にとってはとても重要なことになります。

ブリティッシュカウンシル(英検)主催のIELTSは申込者数が多いためか、通常、試験会場が試験日の2週間前に発表されます。そのため、地方から受験するためにホテルを予約したい人はなかなか予定が立たずに困ってしまいます。

一方、IDP主催のIELTSでは、申し込みの時点で試験会場を選べますのでそういった心配がありません。

現在、IDPが実施しているIELTSの試験会場は以下の通りです。また、2020年からは札幌でもIDP主催のIELTSが始まります。

試験会場を早めに把握しておきたいという方は、IDPが主催するIELTSを検討されることをオススメいたします。

3. 前回の結果を見て申し込むならIDP

IDP主催のIELTSを選ぶメリットの2つ目は、3日前まで申し込みが可能であることです。これは、前回の試験結果を見て次の試験を受験するかどうかを決めたい人には大変有り難いですね。

英検主催のIELTSは席が早くに埋まってしまうこともあり、数週間前には申し込みをしなければならず、必要以上に申し込みをしなければいけないケースがありました。1回目で目標をスコアを達成した場合は、残りの受験を放棄するか、スコアは必要ないけれども受験をするということがありました。

IDP主催のIELTSでは3日前まで申し込みが可能なので、前回の試験結果を見て次の試験を申し込むことができます。これは大変大きなメリットですね。

4. IDPならスピーキング時間指定が可能

また、スピーキングの試験時間を指定することができるのも特徴の一つです。現時点では、関東・関西の会場に限られますが、10日前までに申し込みをした場合はスピーキング試験の時間帯をリクエストすることができます。

英検主催のIELTSではスピーキングの試験時間を指定できないため、筆記試験が終わってから数時間待たなければならない(1 Dayの場合)ということもあります。もちろん、待ち時間に勉強をしたいという人はいいですが、集中力が切れてしまうので続けて受験をしたいという人にとっては朗報ですね。

5. IDPなら無料でライティング添削を利用可

IDP主催のIELTSを利用するもう一つのメリットは、ライティング・アシスト』を無料で利用できることです(2019年12月末まで)。

『ライティング・アシスト』とは、IDPが有料(通常3,500円)で提供しているライティング(タスク1およびタスク2)の添削サービスで、IELTSのエキスパートの先生方が添削してスコアアップのためのアドバイスをしてくれます。

IDPでIELTS試験を申し込むと、このライティング・アシストを無料で受けることができますので、ライティングが苦手という方には大変お得です。

6. 英検なら全国どこでも受験可能

一方、ブリティッシュカウンシル(英検)主催のIELTSを受験するメリットは、なんといっても試験会場の豊富さです。

2019年12月現在、北海道(札幌)、宮城(仙台)、埼玉、東京、神奈川(横浜)、長野(松本・長野)、静岡、石川(金沢)、愛知(名古屋)、京都、大阪、兵庫(神戸)、岡山、広島、福岡、熊本などさまざまな都道府県で実施されています。

近くにIDP主催の会場がない場合は、地理的な理由でブリティッシュカウンシル(英検)主催を選んだ方がいいでしょう。

7. リマーク費用を考えるなら英検

また、試験後の再採点(リマーク)を申請する可能性が高い人は、ブリティッシュカウンシル(英検)主催のIELTSの方が費用が多少安くなります。

  • British Council(英検) → JPY ¥9,000
  • IDP Education(JSAF/北九州予備校) → JPY ¥11,000

※2019年12月時点。

ただし、British Council(英検) 主催のIELTSでは再採点(リマーク)の申請期限が39日以内とやや短いため、注意が必要です。

まとめ

IDPの参入によって、日本においても英検以外の主催者のIELTSを受験できるようになりました。まだまだ知名度は低いものの、IDP(JSAFおよび北九州予備校)主催のIELTSから目が離せません。

余談ながら、PlusOnePointの受講生の方はIDP主催のIELTSを受験する人が多く、JSAF試験センターで受験した方の情報によると、「会場が小規模で少人数なので、リラックスした雰囲気の中で受験ができ、またスタッフもフレンドリーでやりやすかった」「トイレで並ぶことがなくてストレスがなかった」などいい印象を持っている方が多いようです。

JSAF試験センターの特徴については、IELTS-A-ROOM(アイエルツルーム)のAkiさん(@IeltsRoom)のブログ記事『3日前まで受験可能なIELTSのJSAF試験センターの特徴を解説!英検協会との違いは?』に詳しい比較表が掲載されていますので、是非参考にしてみてください。

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作成者: Hibiki

大阪大学医学部卒業(麻酔科医)。2012年に渡豪後、当時のIELTS講師であったMikaとともに日本語で学ぶIELTS対策スクールを設立。得意科目はライティング(最高スコア8.0)。過去5回の受験ではいずれも全科目7.0以上と安定した実力を持つ。難しい語彙や文法を駆使するのではなくどの受講生でもテストで再現ができるよう、シンプルなアイデアでありながらもしっかりとしたロジックを意識することで「論理性・明瞭性」のあるエッセイを指導する。苦労を乗り越えた末にライティングで目標スコアを達成できた受講生からの感謝の声は後を絶たない。